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2010年3月

私の特等席 その②

音楽の殿堂“ウィーン楽友協会”

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世界的に中継されるウィーンフィルのニューイヤーコンサートはとりわけ有名ですね。ウィーンフィルの本拠地であるこのホールですが、ウィーンフィルの演奏会の他にもほぼ毎日さまざまな演奏会が行われています。2月はここへもたくさん足を運びました。

ミヒャエル・シャーデとトーマス・クヴァストホフのドュオコンサート。前半はモーツァルト、シューベルト、シューマンの歌曲からソロと重唱、後半はオペラの重唱、そしてウィーンの歌曲メドレーといったプログラム。特にシャーデの甘く柔らかいモーツァルトはとーっても素敵で一気にファンクヴァストホフのシューベルトはとても洒落た音がして、今までのシューベルトの歌曲に対する見方が少し変わりました。

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↑これは立見席からの眺め。一階席の一番後ろに立見席があります。人気の高い演奏会ではこの場所が人×人×人の寿司詰め状態になり、必ず酸欠で倒れる方がいらっしゃいます。事実、先日演奏会中に倒れた人がいたので、入り口付近にいた私は会場係りの方を呼ぶため外に飛び出しました・・・。

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ヴァレリー・ゲルギエフとロンドン響。豊かで質の高い音色を持つオーケストラ。ゲルギエフの音楽にはいつも男気が溢れていて好き。アンコールはやはりロシアものがGood!

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いつものホールがライブハウスみたいに大変身!トーマス・クヴァストホフ with Jazz。アンコールでは観客がうわっと一気に立ち上がって大盛り上がりでした。彼はまさに舞台に立つこと歌うことが天職な人。バリトン歌手としての彼の演奏もいいけど、こんなのもなかなかいい。

ダニエル・バレンボイムの2夜連続、オールショパンでピアノの演奏会。一日目には素敵なおばさまが私の前に現れ、立見席にいた私にチケットをくださり、席に案内してくれた。すごーい!あしながおばさん??で、こんないい席から↓演奏を聴くことができました。

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バレンボイムが指揮するオーケストラは何度か聴いたことあるけれど、ピアノはCD以外初めて。気品溢れ、格調高い音色、そしていったいどこから流れているのかと思うほど、自然に豊かに漂い流れ出る音楽は圧巻でした。彼はオーケストラでもそんな音楽を奏で、自由に音を操れる人。音楽に対してとても謙虚な人なんだなと演奏を聴いて感じました。

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アンコールに答えて2日目にはなんと6曲も!そして最後には・・・・

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自ら、ピアノの蓋を閉じてしまいました。

豪華な装飾と音響の素晴らしさから、ここは『黄金のホール』とも呼ばれています。これまでに何度かここで音楽を聴いたけれど、いつもその演奏者の音楽や個性がはっきりと現れる場所だなと感じます。音響のいいホールはたくさんあるけれど、こんな奥深い響きのするホールってなかなかない、ここはとっても不思議な空間です。

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